デフスポーツは全選手が“補聴器”を外してプレー

趣味でテニスをやっていたお母さんの影響で、6歳からテニスを始めた菰方選手。ことし大学を卒業し、京都の島津製作所のテニス部に所属。社内広報を担当する部署で、しっかり仕事もこなしています。

(職場の上司 望月靖和さん)
「(菰方選手は)のみ込みが早く、非常に明るい。職場が非常にポジティブな雰囲気になっている」

Q.仕事は楽しい?
「楽しいです」

補聴器をつけていれば、会話も普通にできる菰方選手ですが、デフスポーツでは全ての選手が補聴器を外して、聞こえない状態で試合を行います。

一般的には目と音で打球の強さや種類などを判断することができますが、デフテニスは目の情報しか頼るものがありません。