ワクチン接種後に治まっていた“がん”が再発。高市総理はワクチンの副反応問題をどう考えているのか。
取材班が訪れたのは、高知空港から車で約2時間。高知県の北西部にある山あいの小さな町。

(大石邦彦アンカーマン)
「愛媛県の県境に位置している、梼原町に来ています。人口3000人ほどののどかな山間の町に、新型コロナワクチンに関連したある患者さんがいらっしゃるそうです」
町立梼原病院。ここで乳がんの再発が見つかった、中越知賀子さん85歳。

2年前に手術をして経過は良好に見え、一度は寛解していました。しかし2024年秋、胸に湿疹のような症状が現れ、乳がん転移が判明。
このケースを診たのが、隔週で診察に訪れている高知大学名誉教授の佐野栄紀医師。















