仙台市宮城野区の新田(しんでん)小学校で開かれた防災授業には、5年生132人が参加しました。

消防局員による授業では心臓発作などによる突然死が全国で年間7万人にのぼることなどが説明され、子どもたちが熱心に話に聞き入っていました。

その後子どもたちはハート形の器具を使って心臓マッサージを練習しました。

女子児童
「1分間に100回の心臓マッサージをしないといけないのがとても大変だと思った」

男子児童
「緊張したり、できない行動もあると思うけど、今日のことをしっかりと思い出してその時の行動に移したい」

女子児童
「倒れている人がいたら勇気を出して声をかけて1人でも多くの命を救いたい」

この防災授業は、子どもたちに地域で助け合う力を養ってもらおうと、仙台市消防局や消防団の協力のもと小学校が主催しました。

子どもたちはこのほか、災害時の避難所で使うことができるペットボトルのランタンや新聞紙のスリッパの作り方なども学びました。