全国で実弾を発射できる「おもちゃの拳銃」が流通している問題で、青森県警は県内で出回っている約600丁の回収を呼び掛けています。

警察が回収を進めているのは、中国製のおもちゃの拳銃「リアルギミックミニリボルバー」です。

この製品は、金属製の弾丸を発射できる能力があり、2024年12月から約1万6000丁が中国から輸入されて、全国で流通していることが問題となっています。

県警によりますと、県内では商業施設のクレーンゲームの景品として約700丁が流通しています。警察が回収できたのは104丁で、残る約600丁の回収を呼び掛けています。

県警察本部 捜査2課 秋元学 課長補佐
「親が知らないところで子どもが持っている可能性もある。家族で話をして、子どもにも確認していただきたい」

警察は回収期間を年内いっぱいとしていて、それ以降、所持していれば銃刀法違反の罪に問われる恐れがあるということです。