男の罪状認否「死亡させたことは事実、事故の少し前から記憶がない」

迎えた、初公判。傍聴席には記者のほかにも大勢の人が詰めかけました。起訴内容の認否を問われた男の答えは...

~被告の男~
「事故で死亡させたことは事実だが、事故の少し前から記憶がない」

神農さんが乗っていた車

検察官は冒頭陳述では、男が“運転支援システム”を起動していたこと。シートベルトを外して、助手席の足元に置いていたサンダルに履き替えようとした時にハンドルがきられ、システムが解除されたこと。そのまま車が車線をはみ出し、神農さんの車に正面衝突したことなどが説明されました。

さらに、検察側の証拠では、「事故の5時間前に発泡酒を一口、二口飲んでいた」という男の供述も示されました。