「リンゴ病」の流行が止まりません。

患者数は前の週より減少しましたが、31週連続で警報レベルとなっています。

県衛生研究所によりますと、今月3日から9日までに県内26の小児科定点医療機関から報告があった「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」の患者数は前の週より21人減少し60人でした。

1定点あたりの患者数は2.31人で、31週連続の警報レベルとなっています。

保健所別では、最上で23人、山形市で13人、庄内で10人など村山を除く4つの保健所で警報レベルが続いています。

「リンゴ病」は微熱やかぜの症状などが出て両頬に赤い発疹が出るのが特徴で、子どもに多くみられます。

県によりますと「リンゴ病」の警報レベルが続いたのは2015年から16年にかけての24週が最長でここまで長引いているのは異例です。

県は換気や手洗い、乾燥対策などを心がけるよう呼びかけています。