尾鷲市の人口はピーク時の半分以下に
(車内アナウンス)
「ご乗車ありがとうございました。まもなく終点、尾鷲です」
午前8時32分、出発から8時間半、ついに終点・尾鷲駅に到着。ホームでは地元の人たちが歓迎してくれました。尾鷲市が、この夜行列車を歓迎するのにはワケが。

(尾鷲市 商工観光課・濵田一多朗課長)
「(尾鷲市が)過疎化して、すごく人口減少していて、干物業者などの廃業も続いている。廃業がどんどん続いていくと、尾鷲らしさが失われていくので」
尾鷲市の人口は、1960年代のピーク時から比べると半分以下に。その危機感から尾鷲市はJR東海と組み、今回の企画を実現させたのです。
















