いまやほぼ姿を消した「夜行列車」。ゆっくり夜通し目的地を目指すものですが、その臨時列車が一夜限りで復活。8時間半の行程に密着取材しました。

かつて、真夜中の名古屋駅のホームは、多くの人々で賑わっていました。その理由は「夜行列車」。

(乗客 1996年)
「我々は汽車に乗ることは、手段じゃなくて目的ですから。乗るのが目的ですから」

乗ることも「旅」の一部だった夜行列車。しかし、新幹線の普及などによる移動時間の短縮で、夜行列車は徐々に姿を消していきました。