今後も行楽客を迎えてくれます。宮城県大崎市鳴子温泉の頭部が落下した巨大こけしの修復工事が終わり、よみがえった姿が12日、地域住民らにお披露目されました。
大崎市鳴子温泉の岩下こけし資料館で開かれたお披露目会には、地域住民や支援者らおよそ70人が集まり、復活を祝いました。

巨大こけしは、今年2月、2体あるうち1体の頭部が雪の重みで落下しました。

修復工事では、頭部と胴体の内部に鉄製の支柱を入れ補強した上で、顔や模様が全て新たに絵付けされました。修復費用は、クラウドファンディングで募り、およそ500万円が寄せられました。

地元住民:
「目が微笑んでいてすごくいい出来栄え」

「鳴子は温泉とこけしなので、象徴としてこれからも皆さんに愛されるかわいがってもらえるこけしで、鳴子もにぎやかなになってほしい」

12日は、資料館の代表を務める遊佐妙子さんが、支援者らに感謝の気持ちを伝えました。
岩下こけし資料館 遊佐妙子さん:
「こけしも同じように再現してくれてありがとうと言っているような感じなので、皆さんに感謝したい気持ちでいっぱい」

2体そろって補強しお色直しされてよみがえった巨大こけし。今後も鳴子温泉郷のシンボルとして行楽客らを迎え入れます。















