なぜ?「不動産業界」の倒産件数 前年同月比57%増
不動産業も厳しい状況になっていて、ことし10月で33件と数自体はそんなに多くはないですが、去年の同じ月と比べると57%倒産件数が増えていて、この流れが6か月連続となっています。このことについて細井さんに聞きますと「東京では外国人投資家の資金力やスピードに負けてしまい、物件を確保できず事業撤退してしまうケースがある」ということなんです。
外国人投資家に物件を確保されても、それを売らないと儲からないので、不動産売買としては活発になり、仲介業者自体はそんなに影響を受けていません。では、不動産の中でどういった業者があおりを受けているかというと、不動産開発を行う業者に影響が出ています。
「土地購入⇒マンション・ビルを建設⇒貸す・売る」という流れがある中で、出発地点の「土地購入」で外国人が入ってしまうので、この先がなかなかうまく行かず、不動産開発業者が苦しくなっているとのことです。
果たして今後どうなるのか。ことし、また企業倒産が増えていくのか注目です。















