警察や新発田市によりますと、12日午前7時過ぎに新発田市押廻で「クマのフンや柿の木をひっかいたような跡がある」という通報が警察にあり、これを受けて猟友会や市の職員が車でクマを探していたところ、午前9時半ごろ男性がクマを発見。
先回りして待ち構えるために車から降りると、突然そのクマが現れて襲われたということです。

【襲われた男性】
「車から降りた時、銃持っていたけど弾も入っていないし、撃てる体勢ではないわけ」「クマはパニック状態」「怖いとかはない。どうにかしても退治しなきゃと」

男性は負傷しながらも銃に弾を込めて発砲し、クマを駆除しました。
男性によりますと、クマは体長150cmほどの成獣とみられています。

【男性の妻】
「心臓がバクバクして言葉も出なかった」
「命があって良かった」

新発田市では連日のようにクマが出没していて、11日にも“緊急銃猟”で1頭が駆除されていました。