県内企業の7割が忘・新年会を実施と回答
民間の信用調査会社・東京商工リサーチが全国の企業(有効回答6225社)を対象に実施したアンケート調査では、「忘年会・新年会を実施する」と回答したのは57.8%でした。
大分県内の企業(有効回答60社)は、前の年より8ポイント高い70%にのぼり、コロナ禍後では最高になりました。コロナ禍前の水準(76.8%)には戻っていないものの、全国で4番目の高さとなっています。(1位・鹿児島84% 2位・鳥取73.16% 3位・沖縄71.42% 5位・新潟66.66%)
(東京商工リサーチ大分支店・佐藤浩二さん)「大分県の数字が高い理由としては、大企業と中小企業の間で意識の違いがあることが挙げられます。中小企業の方が、社内交流の文化に対して理解がある傾向があります」
(街頭で)「忘年会は多分開催すると思います。年末の締めくくりをしないと年を越せない気がするので、楽しみです」「一応予定しています。欠かせないと思います。どちらかというと新年会よりも忘年会ですね」「コロナ禍の前ぐらいからなくなりました。なくても困らないですね」

一方、「コロナ禍前は実施したが、今回はしない」と回答した理由としては、「開催ニーズが高くない」が最も多く66%を占めました。また、物価高の影響もあり、「費用の削減」との回答も去年から増加しています。
飲み会のあり方の変化や物価高など、時代の流れを時世を反映しつつ、今シーズンは少しにぎやかな街の風景が戻ってきそうです。














