11日にお伝えした宮城県亘理町の用水路に迷い込んだ野生のシカについてです。
12日に麻酔銃をつかった捕獲が行われ、山林に放されたということです。

宮城県亘理町の用水路では、10月18日頃から野生のニホンジカが入り込み周辺住民から対応を求める声があがっていました。

亘理町によりますと、12日午前10時過ぎ、専門業者の協力を得て麻酔銃を使ってシカを捕獲、その後、山林に放したということです。

亘理町では、シカが自然に用水路から出られるよう簡易的な段差を設けるなどしていましたが、住民が角でけがをするなど危険が及ぶ可能性もあると判断し、麻酔銃による捕獲を実施しました。

町は、「宮城県にも対応を相談していたが、ようやく麻酔銃を使い捕獲する段取りがついた」などと話しています。