その後、開かれた『地域の会』。

柏崎刈羽原発について地元の住民が意見を交わすもので、年に一度の情報共有会議は、知事や立地自治体の首長、東電の社長らが顔をそろえる機会です。

委員からは、知事が再稼働の是非を判断するのにあたって、材料のひとつに位置づけている県民意識調査の結果について意見が出されました。

【地域の会 中村伸哉 委員】「先日の意識調査の結果から知識不足や情報をそしゃくできないことが不信感を生み判断を難しくしていると感じた。またその人たちに回答を、知事のが再稼働の是非を断時するための参考にすることに不安を感じた」

【地域の会 小田修市 委員】「6割の県民は全く関心を持っておらず、関心のある4割の方でも半数の2割が安全対策の概要を知らない。しっかりとした見識のある方々、県議会等で判断することを強く望む」

また、花角知事が初当選を果たした2018年の選挙の際に掲げた公約について問う委員も。

【地域の会 星野俊彦 委員】「『脱原発の社会を目指します』、『再稼働の是非は県民に信を問います』。これをぜひ、守っていただきたい。『県民に信を問う』ことは県民1人1人の意見をくみ上げるということ」

花角知事は…
【花角知事】「首長との意見交換、公聴会や県民意識調査などで把握した多様な意見を踏まえ、県民の意思を見極め、その上でいずれリーダーとして判断し、結論を出すこととしている」
















