◆「資源調査」名目で漁を再開

全国的な豊漁で漁獲枠の上限を超えたため10月末から休漁となっていましたが、北海道が、特例として「資源調査」の名目で漁の再開を認めました。

函館の市場では12日朝、例年の3倍ほど高い1kg3300円の値がつきましたが、漁業者は「逃がした魚は大きい」と悔しさをにじませます。
漁業者
「再開したのはうれしいんだけども、イカはいなかった。ちょうどいい時期に3週間休んだから…」

今回の漁獲量の上限は北海道全体で398tで、上限に達すればまた禁漁になります。
いつまで漁ができるのか…漁業者らに不安が募っています。
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