20年前の市町村合併前まで旧耶馬渓町が運営していた築30年の「ペンション森の家」。福岡から移住した高島夏希さんが13万円で購入しました。外観はきれいに見えますが、中に入ると――。

高島夏希さん:
「雨漏りがこのような感じで…この床もはがし、全部修理しないといけないと思っています」
10室ほどの客室や調理室、ホールなど広さが433平方メートルの建物は、長い間使用されていなかったため、雨漏りや腐食が激しい箇所もあります。

九州大学大学院で微生物を研究してきた高島さんは、地道に修繕を行いながら、発酵食品の製造に活用したいと考えています。
高島夏希さん:
「ここでの生活は、何をやるにしても創意工夫が必要だし、すごく毎日が充実しています。コメがすごくおいしく、水がきれいなので、それを利用した麹づくりなど、地元の人に役立つような場所にしたい」














