「大好物が出てきたら『お母さん美味しい』」心優しい、素直な子だった

恭暉さんの性格について母親は、「人の気持ちをよく理解できる、心の優しい子だった」と話します。

(梶谷恭暉さんの母親)【画像⑤】
「大好物が出てきたら、『お母さん美味しい』って言いながら食べてくれたり、素直に話はしてくれる子でした」

【画像⑤】

母親が抱く後悔「息子の気持ちを理解できていれば」

母親は、優しい恭暉さん【画像⑥】の性格を理解し、もっと向き合うべきだったと後悔しています。

(梶谷恭暉さんの母親)
「責任は私にもあると思っています。子育ての方法が間違っていたとか、もうちょっと子供の話を…。中学3年生の男の子って、口数も減っていき、母親に対してなかなか話をしてくれないんですよね」

「私がもうちょっと気にかけたり、深い話ができてたら。3年経ってから、こうすれば良かったな、どうしたら良かったんだろうっていうのは常に思っていました」

【画像⑥】

(梶谷恭暉さんの母親)
「男の子だからと、ほったらかしているというか…『勉強を頑張ってるな』ぐらいで」

「美味しいご飯を作ってあげたりとか、それぐらいのことしかしてなかったので、余計に『どうしてあげたら良かったんだろう』『なんでだろう』っていう気持ちはやっぱり出てきます」

「恭暉がどういう気持ちだったのかなっていうのが…『もうちょっと母親として、子供の気持ちが分かってあげれたら、何かできたんじゃないかな』っていうのは3年経ってからもずっと思います」