福島県内では、クマと列車や車が衝突する事故が相次ぎました。

JR東日本によりますと、11日午後11時45分ごろ、磐越西線の下り列車が磐梯町駅と東長原駅の間で、クマと衝突しました。列車には乗客10人が乗っていましたが、乗務員を含め、けがはなかったということです。この影響で列車に36分の遅れが発生しました。

また、警察によりますと、12日午前0時前、磐梯町の磐越自動車道下りで、40代の男性が運転する乗用車が走行車線を走っていたところ、左から右へ道路を横断してきたクマ1頭と衝突しました。クマは体長およそ1メートルで、その後死んでいるのが確認されました。乗用車には、男性1人が乗っていましたが、けがはなかったということです。

福島県内では、各地でクマが目撃されていて、警察や県などが注意を呼びかけています。