今年8月、フィリピンの首都マニラで日本人男性2人が銃で撃たれ死亡した事件で、犯行を首謀した人物の特定に向け、日本から派遣された警視庁の捜査員がフィリピンに到着しました。

この事件は今年8月15日、マニラの繁華街で、いずれも都内に住む佐鳥秀明さんと中山晃延さんがタクシーを降りた直後に銃で撃たれ、死亡したものです。

この事件で、日本から派遣された警視庁の捜査員6人が11日、マニラに到着しました。

銃撃の実行役として訴追されたフィリピン国籍の男2人が「別の日本人から殺害を依頼された」などと供述していることから、警視庁は首謀者の特定に向け、事件当時の防犯カメラの確認や、実行役2人のスマートフォンの解析などを行うことにしています。