平均給与は月額約33万円
大きな責任を伴う仕事ではありますが、その報酬には制限があります。
介護サービスを提供した場合に、その対価として事業者に支払われる介護報酬は、サービスごとに厚生労働大臣が定める基準により算定されています。
そのため努力や成果に応じた報酬は得られず、ひいては介護職員の昇給にもつながらない現状があります。
2024年度の全国の介護職員の平均給与は月額33万8200円でした。
介護職員(生活相談員)増山香恵さん
「今、私は、あんまり(給料)を求めていなくて、それより、皆さんと笑える環境っていうのが、今の西新デイサービスにはあるので・・・」
Qそんな中、国は介護報酬を上げようかっていう話しが・・・

介護職員(生活相談員)増山香恵さん
「そうですね。あげてほしいです」
施設「全然足りない」介護職員の処遇改善補正予算で支援へ
7日に行われた閣議後の会見で、上野厚生労働大臣は介護現場で活躍する職員の処遇改善を、今国会に提出する今年度の経済対策・補正予算案に盛り込む方針を示しました。

上野賢一郎厚生労働大臣
「処遇の改善の話であったり、あるいは経営自体の改善であったり、そうしたことを強く支援をしてほしい、支援する必要があるとかそういった意見が大半だというふうに理解をしています。今般の経済対策、あるいは補正予算の中でですね、あのスピード感を持って必要な対策を講じていきたいというふうに思いますし・・・」
具体的な数字は示されなかったものの、こちらの介護施設でも介護報酬制度の改訂は急務だといいます。

西新デイサービスセンター西村裕行 統括部長
「他の職種と比べたら介護職は全然足りてないですからね。ベースアップの基準とかもですね。やっぱり報酬を上げてもらうことでベースアップができる環境というのは間違いなく整うとは思いますけど、あとは会社次第ですかね」














