2011年3月11日の東日本大震災で津波被害を受けた宮城県女川町には子どもたちの学びをサポートする「女川向学館」という施設があります。イベントへの出店も企画するなど幅広い活動を続ける向学館と男性スタッフには、大切にしている子どもたちとの関係がありました。
商売塾を見守るスタッフ「ドラゴン」

宮城県女川町の海を望む駅前商店街に、女川向学館はあります。
「ちゃんと接客をしていたのが、僕がお客さんとして見ていてすごいと思いました」
「よくできていたけど、改善点は肉を解凍し忘れていたので…」
この日は、7月に開催されたみなとまつりの反省会。
女川向学館では、学習のサポートだけでなく、イベントに店を出す商売塾という活動にも取り組んでいます。

女川向学館スタッフ・熊谷祐輔さん:
「やきそば、やきそば焼いてますよね?」
そんな子どもたちの活動を見守るのが、スタッフの熊谷祐輔さん(26)です。
愛称は「ドラゴン」。高校時代の雰囲気がブルース・リーに似ていたのが理由とのこと。3年前から働いています。

女川向学館スタッフ・熊谷祐輔さん:
「自分が住む町を活動を通して知ってもらって女川を好きになる子どもが1人でも増えたらいいなと思いながら活動している」

小学生:「(Qスタッフはどんな存在?)優しくてやりたいことも言える。どうすればよいのか教えてくれるからアイデアにもなるしすごく良い人たち」














