日本銀行広島支店は県内の景気について「緩やかな回復基調」と発表しました。
日本銀行広島支店は7日、県内の景気について、「緩やかな回復基調にある」と19か月連続で判断を据え置きました。
「個人消費」は、百貨店や家電販売で持ち直しの動きがみられるなど「緩やかな回復基調」にあるとしています。
「住宅投資」は「減少している」とし、21か月ぶりに下方修正しました。
企業の「生産」については「横ばい圏内の動き」としています。内訳は「自動車」が「弱めの動き」となっている一方で、「電気機械」が「増加」しています。
輸出に関して片桐大地支店長は「米国の通商政策を受けた輸出単価低下や、在庫調整の影響などを主因に弱めの動きです。もっとも今後は、米国向けの輸出単価が幾分回復することが期待されるほか、新型車の出荷開始に伴い輸出増見込まれる」と話しています。
日銀広島支店は、引き続き、海外の経済動向などが県内経済に与える影響を注視していく必要があるとしています。














