漁獲枠の上限を超えたため休漁していたスルメイカ漁。特例措置によって、10日に再開できる見通しでしたが、風が強く、出漁を見送る船が相次いでいます。

スルメイカ漁をめぐっては、10月下旬までに全国で漁獲枠を超過し、休漁を余儀なくされていました。

漁の再開を求める声を受け、北海道の鈴木直道知事は先週、知事の権限に基づき、「資源調査」として398トンを上限に漁を認めると発表。

北海道は10日から、各漁協を通じて今回の漁に必要な許可証の交付を始めましたが、出漁を見送る船が相次いでいます。

漁師
「(スルメイカ漁に)出られるのはうれしいけども、漁期も残ってない。風強くて、まだもう少し強くなるみたいで、きょうは無理だね」

浜はいつ活気づくのか。漁の再開が待たれます。