静岡市教育委員会は教職員の不祥事を受け、SNSのガイドラインを改定し卒業生との私的なやり取りを禁止することを決めました。

<静岡市 中村百見教育長 10月28日>
「市民の皆さまには本当に申し訳なかったなと思います。教員としてあってはならない事件でしたので。今後同じことがないようにしていかなければならないと思っています」

静岡市の中村教育長が定例会見で陳謝したのは、教職員による不祥事です。

静岡市教委は10月、元教え子に対し性的な画像を送ったり要求したりしたとして、市立中学校に勤務していた男性教諭を懲戒免職処分としました。

事件を受け市教委は、卒業生との私的な連絡も禁止するよう、SNS利用に関するガイドラインを改定しました。

<静岡市 中村百見教育長>
「児童生徒の関わりについては、私的な連絡先、メッセージアプリ、電子メール、電話番号等の交換は絶対にしない」

また、子どもたちが学校から1人1台貸与されている「クロームブック」に、相談窓口のリンクを貼り、再発防止に取り組んでいるとしています。