外交デビューに続き、初めての国会論戦にのぞんだ高市総理。論戦の中でも特に注目される予算委員会での答弁に備え、高市総理は夜明け前から異例の態勢でのぞみました。

「働いて、働いて…」言葉通り?午前3時から準備

7日、未明の総理公邸では、午前2時半過ぎから慌ただしい人の出入りが。

そして、数人が出迎えるなか、車列が到着します。

記者
「午前3時過ぎです。高市総理が公邸に入りました」

初めての予算委員会を前に、午前3時ごろから答弁の準備に入った高市総理。振り返れば…

自民党 高市早苗 総裁(10月)
「もう全員に働いていただきます。馬車馬のように働いていただきます。私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます」

まさにあの言葉通りの働き方でしょうか。

そして迎えた朝。9時に始まった予算委員会で、午前3時から答弁の準備を始めたことについて問われると…

高市総理(7日・衆院予算委)
「手伝ってくれた秘書官、宿舎から公邸までついてきてくれたSPさんと、ドライバーの方にはご迷惑をかけたと思っております」

その“働き方”をめぐって、労働時間の規制を緩和する方針については…

高市総理(7日・衆院予算委)
「私自身も過労死に至るような残業をよしとはしていない。労働者のニーズや働き方の実態を、ちゃんと見極めて検討を進めていくべきもの」