「食品の消費税は0%に」主張から一転 高市カラーは?

そして、物価高対策をめぐっては、食品の消費税引き下げについて明言していませんが…

立憲民主党 本庄知史 政調会長(7日)
「高市総理も持論は賛成だと私は理解をしている」

実際、高市氏は5月に、「国の品格として、食料品の消費税率は0%にするべき」と主張していました。

立憲民主党 本庄政調会長(7日)
「これ、わずか半年前なんですよ。何年も前ならともかく半年前。この間一体何があったんでしょう」

高市総理(7日)
「残念ながら、自分が所属する政党で賛同を得られないことを、いつまでもつき通すというわけにもいかない。ただ現在も、これ(食料品の消費税減税)を選択肢として排除するものではない」

自民と維新の連立合意の中に、検討事項として、食品の消費税引き下げが入っていると説明。法制化も検討するといいます。

立憲民主党 本庄政調会長(7日)
「いつ、どのように検討されるお考えか。そんなに時間ないですよね」

高市総理(7日)
「残念ながら、日本の遅れたPOSレジシステムのせいでございます。(改修などに)1年もしくはそれ以上かかるものもあると」

立憲民主党 本庄政調会長(7日)
「我々も業界から話を聞いているが、1年というのはかなり過大だと思う。我々が出している法案をこの臨時国会で通してもらえれば、(来年)10月1日だったら間に合う。この食料品の消費税減税について協議しませんか、いかがですか」

高市総理(7日)
「少なくとも自民党・日本維新の会の間では、協議会をつくって協議をする」

物価高対策、防衛費増額、政治とカネなどの政策に、高市カラーはどう反映されるのでしょうか。