自主防災組織結成促すも、高齢化の課題
村は県に対して、今後の災害対応に対する初動の迅速さを求めるほか、村内の各地区に対しては平常時からの備えとして、救出・救護といった応急活動を行う「自主防災組織」の結成を促しています。
▼国頭村 宮城明正副村長
「初動対応はとても大事。共助という部分で、自主防災組織を構築していただいて、安心安全なコミュニティの維持に注力していきたい」
一方で比地地区では高齢者の割合が多く、地域住民が自ら活動する組織の運用を不安視する声も上がっています。比地地区の大城健治区長は「今後住民と協議したい」と話しました。
被災から1年。住宅の改修や川の浚せつなど工事で解決できる課題は対応が進んだ一方で、高齢化したコミュニティの問題をどう解決するのか、模索が続いています。














