沖縄本島北部の各所に甚大な被害をもたらした記録的な大雨から11月9日で1年です。被災した住民たちは日常を取り戻すことができたのか。発災から1年後の国頭村比地地区を取材しました。

被災前の生活を回復

被災直後の住宅 床上に土砂が流れ込んだ

2024年11月、本島北部を襲った記録的な大雨の影響で、比地地区では比地川が氾濫。多くの住宅が水に浸かりました。

比地地区の住民・竹田伸之さん:
「(今年)4月からは普通に生活できていたけど、落ち着いて生活できるようになったのは夏以降」

比地地区に住む竹田伸之さんの自宅はあの日、床上約1.3メートルまで浸水しました。床は全て張り替え、畳もフローリングも交換。壁も張り替えました。