7日朝、北海道森町の国道を走行中の軽乗用車から左前のタイヤが脱落する事故がありました。脱落したタイヤに巻き込まれた人や車はなくけが人はいません。

事故があったのは、森町駒ヶ岳の国道5号です。7日午前7時ごろ、函館市方向に向かっていた軽乗用車から左前のタイヤが脱落しました。

脱落したタイヤに巻き込まれた人や建物はなく、けが人はいません。ただ軽乗用車の車体が道路と接触し、路上には20メートルほどの傷ができたということです。

現場を目撃した人が「タイヤが外れてしまった車が停まっている」と警察に通報し、事故が発覚しました。

警察によりますと、軽乗用車を運転していた20代の男性は「走行中に振動を感じた、昨日も感じた」と話し、「今月1日に親族にタイヤを交換してもらったばかりだった」と説明しているということです。

男性は、タイヤ交換から事故当日までにおよそ400キロ走行していたということです。

外れたナットは現場からは見つかっていませんが、ボルトに破損はなかったことから、タイヤ交換した際の締め付けが不十分だった可能性もあるとみて、警察は事故の状況を調べています。

事故の状況を調べている森警察署

警察は、タイヤ交換をした際には、ナットの締め付け状態を確認することや、運転中にふらつきや異音がした場合は、すぐに安全な場所に停車して状態を確認するよう呼びかけています。