三重県に住む20代の男性が警察官をかたる男からの電話をきっかけに、約1650万円をだまし取られました。

三重県警によりますと、10月27日、三重県に住む20代の男性の携帯電話に、京都府警の警察官「アズマ」を名乗る男から「あなたが詐欺事件に関与している疑いがある。事情聴取の必要がある」などと電話がありました。
その後、大阪府警の警察官や検事を名乗る男からLINEのビデオ通話などで「あなたが事件に関与していないことを証明するためには、あなたの口座から指定した口座に振り込みを行ってもらう、いわゆる資金調査をする必要がある」などと言われ、指定された口座に10回にわたってあわせて約1650万円を振り込み、だまし取られました。
男性は振り込んだ後、検事を名乗る男と連絡が取れなくなり、警察に相談し被害が発覚しました。警察は「警察が金銭の要求や、LINEを使用することはない。非対面で多額の資金の要求をされたら警察や家族に相談してほしい」と注意を呼びかけています。














