厳しく攻撃された「宗教・人権問題」を上回る争点
ニューヨーク支局長 並木航:
ニューヨークでは、同時多発テロ事件は今も重要な出来事として記憶されています。今回も選挙戦でも右派を中心に、マムダニ氏は「事件を容認する人物だ」などと厳しく攻撃をされてきました。
そして、ニューヨークは全米で最も多くのユダヤ人が暮らす街でもあり、今進行しているガザの問題やハマスの武装闘争についても繰り返し問われてきました。こうしたことを背景に、マムダニ氏への投票を拒む人たちも一定数いたとみられます。
なぜ当選できたかというと、「宗教・人種問題」を上回る大きな争点がありました。














