イスラム教徒として初めてとなるニューヨーク市長となるゾーラン・マムダニ氏(34)。どんな人物で、なぜ当選できたのでしょうか。
「元ラッパー」で「イスラム教徒」のマムダニ氏(34)

高柳光希キャスター:
イスラム教徒として、初めてニューヨーク市長に当選した民主党のゾーラン・マムダニ氏(34)。アフリカのウガンダ共和国で生まれ、7歳の時にニューヨークに移住してきました。
2018年にアメリカ国籍を取得し、2020年にニューヨーク州議会議員選挙で初当選を果たし、2022年、24年と2度にわたって再選を果たしています。

大学卒業後には、低所得層世帯を支援する“住宅カウンセラー”として活動をしていました。
さらにその傍ら「ヤング・カルダモン」という名前でラッパーとして活動していた異色の経歴も持ち合わせています。

アメリカ・ニューヨークといえば、2001年に同時多発テロが発生。イスラム過激派組織「アルカイダ」による犯行ということもあり、特にニューヨークではイスラム教徒への憎悪が広がっています。
市長選では「事件を容認する人物」などと攻撃される場面もあったということですが、なぜマムダニ氏が市長選で当選することができたのでしょうか?














