11月5日は「津波防災の日」です。
これに合わせ、仙台市の沿岸部で津波の襲来を想定した避難訓練が行われました。
「ご来園の皆さん集まってください!こちらに集まってください」

仙台市若林区荒井にある「せんだい農業園芸センター」で行われた避難訓練には、職員や来園者ら約20人が参加しました。

訓練は、太平洋沖を震源とする地震が発生し宮城県に大津波警報が発表されたことを想定して行われ、職員が来園者を徒歩で津波避難エリアの外に誘導する流れを確認しました。

せんだい農業園芸センター みどりの杜・坂本邦雄所長:
「(訓練を)毎回実施することによってこれを受け継ぎながら忘れることなく、市民の安全を守っていきたいと思っています」

園芸センターは海岸から約2キロメートルの場所にあり、震災で床上浸水の被害を受けました。仙台市は、沿岸部に行く際には避難場所マップなどを予め確認し、津波注意報や警報が発表された場合にはすぐに避難できるよう備えてほしいと話しています。














