5日午前、大和警察署の留置施設で勾留されていた男性が倒れその後、死亡が確認されました。警察は、6日に司法解剖し死因を特定する予定です。

警察によりますと、5日午前7時40分頃、大和町吉田にある大和警察署の留置施設で勾留されていた61歳の男性が突然、倒れるのを警察官が目撃しました。

警察官が扉を開けて男性に声をかけましたが応じなかったため、すぐに心臓マッサージやAEDを使い心肺蘇生を試みましたが、男性は意識不明の状態でした。
男性は、救急車で仙台市内の病院に運ばれましたが、およそ2時間半後の午前10時過ぎに死亡が確認されました。部屋には、男性1人だけが勾留されていたということです。男性は倒れるよりも前に朝食を受け取っていましたが、手を付けていませんでした。

警察は、「留置施設の死亡事案が発生したことについては重く受け止め適正な対応に努めていきたい」とコメントし、6日午後に司法解剖し、死因を特定する方針です。