11月5日、安倍元総理銃撃事件の第5回公判が行われ、被告の自宅を家宅捜索した警察官が証言しました。

警察官「テロリストのアジトだと」

 「一般の住居というよりテロリストのアジトだと感じました」

 11月5日の裁判でこう語ったのは、事件当日に山上徹也被告の自宅へ捜索に入った警察官です。火薬などが入った容器が大量にあったことから「爆弾だと思った」と証言しました。

 山上被告は2022年7月、奈良市に応援演説に訪れていた安倍晋三元総理を手製のパイプ銃で撃ち殺害した罪などに問われています。

 これまでの裁判で山上被告は起訴内容を全て認め、弁護側は一部の罪については成立しないなどと主張しています。