新型コロナのように新たな感染症が発生した場合に備えた訓練が、大分県日田市の医療機関で行われ、救急搬送された患者が入院する手順を確認しました。
県西部保健所は、毎年医療機関で新たな感染症の発生に備えた対応訓練を実施しています。

今回は、感染症発生から6か月以上が経過した「まん延期」を想定し、初めて整形外科病院で訓練が行われました。
訓練では、感染の疑いがある骨折患者が救急搬送された際の対応手順を確認。スタッフは防護服を着用し、二次感染を防ぎながらレントゲン室や病室へ患者を誘導しました。
(県西部保健所・糸永伸能所長)「こういう訓練をしないと頭の中だけわかっていても実際には進まないということがある。それぞれの病院で対策を進めていってほしい」
訓練には医療機関や消防の関係者らおよそ60人が参加し、保健所は迅速かつ的確な医療体制の提供につなげたいとしています。














