【ガソリン暫定税率廃止】「やや消極的な答弁」のワケは“財源”か

 次は、ガソリン税の暫定税率です。本当に、年内に廃止されるのでしょうか?

 ▼立憲・野田代表「ガソリン税の暫定税率を年内に廃止すると、ここで明言すべきではないか」
 ▼自民・高市総理「与野党6党の実務者間では今年12月31日で廃止することに合意。政府としては、この結果にしっかり対応する」

 「政党間で合意しているので、基本的には廃止で決まり。ただし、高市総理は『政党間でご議論いただきたい』と逃げを打っているところがあるので、本気で実行するかどうかはまだ分からない」(ジャーナリスト・武田一顕氏)

 棚上げになっている「財源」については…

 「臨時国会は12月半ばで終わります。12月31日までに廃止すると言った以上、その間に財源の議論をしなければなりません。そこが、高市氏のやや消極的な答弁につながっていると見て間違いないでしょう」(ジャーナリスト・武田一顕氏)