夢に向かって頑張る子どもたちを応援するSBCの「こども未来プロジェクト」。

今回は、長野市の道場で空手に打ち込む小学生の兄弟を紹介します。

長野市を中心に活動する誠拳会(せいけんかい)空手道場。

この道場に安曇野市から通うのが、小学6年の隠岐侑眞(おき・ゆうま)さんと、小学3年の魁斗(かいと)さんの兄弟です。

2人は、10月に新潟県で開かれた北信越大会の「組手(くみて)」で優勝。そろって、来年2月の全国選抜大会出場を決めました。

(兄・侑眞さん)「北信越は久しぶりの優勝なので、うれしかったです」

(弟・魁斗さん)「2連覇してうれしかったです。(面白いところは?)優勝してうれしかったときとか、仲間や先輩におめでとうとか言ってくれるところです」

8月の全国大会で5位に入賞した魁斗さんの得意技は「刻み突き(きざみづき)」と「中段突き(ちゅうだんづき)」。

4歳から空手を始め、兄、そして仲間と腕を磨いてきました。

(弟・魁斗さん)「まずは中学で全国で優勝して、大人になってからオリンピックに出たいです」

中段突きなどを得意技とする兄・侑眞さんは、総合力を生かした「頭脳的な空手」が持ち味。

8月の全国大会は3位に入賞し、6年後の国体=「信州やまなみ国スポ」の強化選手にも選ばれています。

(兄・侑眞さん)「中途半端にやるとだめなので、やるからには強くなって、勝ちたいなという気持ちがあって、強くなれると思います」「国体で入賞するのが夢なので、そこへ向かって強くなれるように練習していきたい」