11月4日夕方、兵庫県加古川市で信号待ちの車の列に78歳の男性が運転する車が突っ込んだ玉突き事故で、男性は次の運転免許の更新時に返納を検討していたことが親族への取材でわかりました。

 4日午後4時半ごろ、兵庫県加古川市の国道で信号待ちの車の列に車が突っ込み、14台が関係する事故がありました。

 この事故で、車列に突っ込んだ車を運転していた岡本年明さん(78)が死亡し、助手席の男性など計17人がけがをしました。

 岡本さんの親族によりますと、岡本さんに持病はなかったものの、次の運転免許の更新時に返納を検討していたということです。また、捜査関係者によりますと、岡本さんはぶつかる直前に意識を失っていた可能性があるということです。

 岡本さんの運転する車が信号待ちの車に猛スピードで突っ込む様子が近くの車のドライブレコーダーに映っていたということで、警察は事故の経緯を調べています。