広島県安芸太田町は4日、事務手続きのミスによって国の臨時交付金のうち、2024年度の約421万円を受け取れなかったと発表しました。
町によりますと、受け取れなかったのは「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」で、エネルギー・食料品価格などの物価高騰に伴う低所得世帯や子育て世帯への給付に充てられたものです。
本来は24年度内に交付金の請求をすべきところ、年度が変わった今年4月17日に請求書を提出。県から請求内容不備の指摘を受けていましたが、先月末に正式に国から追加交付がされないとの回答があったということです。
受け取れなかった交付金約421万円については、町の一般財源で措置をしたということです。
原因について町は、「交付金制度や手続きに対する職員の理解不足」としていて、「事務マニュアルへの理解と確認の徹底をはかり、ミスが起きない態勢作りに努める」としています。














