有名な実業家を名乗るメッセセージやSNSアプリで表示された広告などによって、島根県内に住む男女3人が、1720万円から400万円をだまし取られていたことが分かりました。

島根県警察本部によりますと、このうち県西部に住む40代の男性は、有名実業家を名乗るメッセージを信じ、2025年5月から7月にかけて13回、あわせて1720万円を振り込み、だまし取られました。アプリ上での利益が、6000万円になり、引き出そうとしたところ、保証金300万円を求められ、知人に相談して被害が分かりました。

また、県東部に住む20代男性は、マッチングアプリで知り合った女に投資を勧められ、2025年8月に10回、あわせておよそ946万円相当の暗号資産を送金して、だまし取られました。

さらに、浜田警察署によりますと、浜田市内に住む40代の女性は、SNSアプリに表示された副業のサポート費用として、2025年4月に8回にわたり、あわせて398万円を振り込みだまし取られました。

警察ではSNSで知り合っただけの人や広告を簡単に信用しないことなど、注意を呼び掛けています。