ノーマルタイヤで雪道走行すると罰則対象
東北放送・伊藤 諒・気象予報士:
「このように、宮城県の道路交通規則では、積雪または凍結のため、滑るおそれのある道路をノーマルタイヤで走行した場合に罰則対象となるんです」

では、積雪又は凍結のため、滑るおそれのある道路とは、どのような状態の道路を指しているのでしょうか?
宮城県警察に確認したところ
宮城県警察・交通企画課の担当者:
「雪道や凍った道路を指しています。凍った道路のなかには、ブラックアイスバーンも含まれます。ブラックアイスバーンとは、アスファルトが濡れているように見えても、実際には凍っている道路のことです」
また、違反が発覚した場合は
宮城県警察・交通指導課の担当者:
「反則金として普通車なら6,000円、大型車なら7,000円を支払う必要があります。反則金を払わない場合は送検され、裁判を経て50,000円以下の罰金が科される可能性があります」
東北放送・伊藤 諒・気象予報士:
「冬の路面は雪以外にも凍結といった危険があるほか、ウィンタースポーツなどで山間部への車移動が考えられる方は、早め早めの交換をおすすめします」
罰則があるからではなく、「安全第一で命を守るために」冬のスタッドレスタイヤ着用を徹底しましょう。














