熱帯低気圧は台風に発達するのか?気象予報士が解説
熱帯低気圧について、RSK山陽放送の宮本大句見気象予報士に解説してもらいました。
(宮本 大句見 気象予報士)
「衛星画像でも台風25号の東側に発達した雲の塊が見られます」
「現在、フィリピン付近を中心に日本のかなり南の海上では対流活動が活発になっている状況です。海面水温の高い領域が広がっており、台風のエネルギー源である水蒸気が供給されやすい環境であるため、発達する可能性があります」
(宮本 大句見 気象予報士)
「今後は、熱帯低気圧付近の海面水温によって発達するかどうかです。最新の気象庁の海面水温実況では付近は30度前後【画像③】となっていて、十分台風に発達する状況は続いています」
「仮に台風へと発達した後の進路になりますが、これは太平洋高気圧の位置によって変わってきます。その状況によっては、日本にも影響があるかもしません」
「ただ、まだシミュレーションによっては進路や発達の予想の差が大きいため、最新の情報に注意してください」
【画像⑤~】は5日~13日にかけて1日ごとの雨と風のシミュレーションです。














