3年前に被災した長野市のレストランが営業を再開しました。
生まれ変わった姿に再開を待ちわびた客の笑顔があふれていました。

開放感あふれる空間にビュッフェ形式でずらりと並ぶ料理の数々。

長野市穂保(ほやす)の国道18号沿いにオープンしたのは、「信州ビュッフェレストランみーるマ~マ」です。

3年前の台風19号災害で、店から600メートルほど離れた千曲川の堤防が決壊し、およそ3メートル浸水しました。

そこから、3年以上の年月を経た再開に関係者からも期待があふれます。

(みーるマ~マ・松本雅弘店長)「3年前の水害から皆さんの期待に応えてオープン出来たことがうれしい、再開を待っていただいたみなさんに感謝を伝えたい」

また、提供される料理には「信州の食文化で健康な未来を」というコンセプトのもと、たくさんのこだわりが詰まっています。

(みーるマ~マ・松本雅弘店長)「信州の食材をふんだんに使って農園の野菜も使って出来立ての料理を美味しく旬のものを提供したい、ライブ感を感じながら出来立てのアツアツの美味しい時に食べていただきたい」

今回、新たに設置されたのがライブキッチン。目の前でシェフが腕を振るう様子を見て楽しむことができます。

被災する前から店に通っていたファンも、再開を喜んでいました。

「毎月来ていました、再開を楽しみにしていました、いつ再開するか期待していてようやく開業したので来ました」
「普段は食べたり食べなかったりなんですけど今日はいっぱい種類があって喜んで食べてくれてうれしいです」
「手作りの料理が一番いい野菜も自家農園で作ったものなので安心面もあるし、目の前でやってくれると衛生面も安心だしね」

(みーるマ~マ・松本雅弘店長)「長沼の地域から元気と美味しいものを発信したい、親子3世代で皆さんに集まっていただいて笑顔で元気になれるレストランを目指していく」