大阪狭山市にある近畿大学の医学部と大学病院は老朽化により堺市に移転します。11月1日、入院患者の“お引越し”が行われました。

 大阪狭山市にある近畿大学の医学部と大学病院は、建物の老朽化により4kmあまり離れた堺市南区に移転を決めました。

 これに伴い11月1日、重症患者を含む125人の入院患者を新しい病院に一斉に移送しました。ストレッチャーや車イスに乗った入院患者が次々に新たな病院に移されました。

 近大によりますと、移送は午前8時半から始まり、午後1時ごろに終えたということです。

 (入院患者)
 「スムーズに快適な移動でした」
 「今入っている(新しい)部屋は光がすごく入ってくるので、それだけで気持ちがちょっと明るくなる」

 新たな病院の外来診療は11月6日からです。