けさ、山形県南陽市でクマの警戒にあたっていた市の職員が、藪から出てきたクマに右手を引っかかれ骨折する大けがをしました。

南陽市などによりますと、きょう午前6時45分ごろ、市内長岡地区で、クマを警戒しパトロールをしていた市の50代男性職員が、突然、藪から出てきたクマに右手を引っかかれました。男性職員は右手を骨折する大けがをしました。

藪には折れた柿の木があり、職員2人で周辺を調査していたということです。

クマは体長1メートル位でした。

現場近くの赤湯小学校では先月29日、クマが玄関のガラスを破壊していて、市で早朝と夜間に周辺を警戒していました。