南海トラフ巨大地震の発生を想定した避難訓練が、30日、大分市の幼稚園で行われ、園児たちが避難の手順を確認しました。

大分市のえのくま幼稚園が実施した訓練には、3歳から6歳までの園児165人が参加しました。

南海トラフ巨大地震の発生を想定し、園児たちは椅子の下に隠れて身の安全を確保した後、先生の指示に従って園庭へ避難しました。この後、子どもたちは災害用簡易トイレの使い方を学び、非常食のアルファ米のおにぎりを食べる体験も行われました。

Q.地震が来たらどんなことに気を付ける? 

(園児)「よく聞く。よく見る」「急いで逃げたい」「階段を走らないで逃げる」

えのくま幼稚園は「訓練を通じて子どもたちに防災意識を高めてほしい」としています。