“親族男性の過去を暴露するかのようなSNS上の投稿で名誉を傷つけられ、ヘイトスピーチの被害を受けた”として、在日コリアンの会社役員の女性が、大阪府泉南市の添田詩織市議に対し、550万円の損害賠償などを求めていた裁判。

 大阪地裁は10月24日、名誉毀損やプライバシー侵害などを認定し、添田氏に55万円の賠償と現在も残っている投稿の削除を命じました。

 一方で地裁は、「在日コリアンという属性一般に着目した投稿とは認められない」として、ヘイトスピーチとは認定しませんでした。