思い出のトラックで後輩たちにコーチを始めた山縣選手―。自身の中高時代について、仲間たちといっしょに練習メニューを考える力がついて、今につながっていると振り返ります。

山縣亮太 選手
「でも背中伸びていたし、目線も前にあったから、そこはよかったと思う」

生徒
「山縣選手のスタートを参考にして…」

山縣亮太 選手
「やっぱり。そうだと思いました(笑)あと1個だけ言うとしたら、おしりが少し低いから少し高くすると、もうちょっと前に転がるよう楽に出れると思う。自分で蹴らなくても。ちょっと意識してみて」

生徒
「はい。ありがとうございます」

山縣亮太 選手
「先輩風を吹かせました(笑)」

石田充 アナウンサー
「卒業して10年以上経ちますけど、こうやってまた現役アスリートとして(母校に)帰ってこれたのはいかがですか?」

山縣亮太 選手
「やっぱり自分の原点になる場所なので、まだアスリートを続けていますので、これからも来年ももっともっとがんばっていこうという気持ちになりました」

石田充 アナウンサー
「コンディションはいかがですか?」

山縣亮太 選手
「いや、もう上々(笑)今のところ。あとはさらに磨きをかけて自己ベストを出せるように仕上げていきたいです」

石田充 アナウンサー
「自己ベストというと日本新記録ということになりますね」

山縣亮太 選手
「今のところ、そうですね。はい。日本新記録をめざして34歳でも行けるんだぞというのを見せたいと思います」