震災後、岩手県陸前高田市に整備された運動公園で、愛犬と楽しむドッグスポーツの大会が開かれました。
主催したのは、震災直後に災害救助犬とともに行方不明者の捜索に携わったイヌの訓練士の男性です。

飼い主の指示に従ってイヌがハードルを飛んだり、トンネルをくぐったり。

等間隔に立てられたポールの間をジグザグに走ったりしてそのタイムを競うドッグスポーツの一種、「アジリティ」。
19日、陸前高田市の高田松原運動公園でそのアジリティの大会が開かれました。

この大会は、国際的な愛犬団体ジャパンケンネルクラブの公認大会として県内で初めて開かれたもので、会場には、北は青森県から南は兵庫県まで全国各地から160頭余りのイヌとその飼い主が集まりました。

大会を主催したのは、盛岡市でイヌの訓練所を経営する新屋一巳さんです。
新屋さんが陸前高田市で大会を開催した背景には、ある思いがありました。














